Google AIモードとは?AI Overviewsとの違いとサロンが今やるべき準備

Google AIモード(AI Mode)とは、Google検索に追加された対話型のAI検索機能です。検索結果の上部に自動で要約が出るAI Overviewsと違い、AIモードは利用者が「AIモード」タブを自分で開き、チャット形式で追い質問しながら答えを深掘りできます。日本語版は2025年9月に提供が始まり、世界の月間利用者は10億人を突破しました(Alphabet社 2026年第2四半期決算)。美容サロンにとっては、「相談」に近い長い質問だけで店探しが進む入口が、また一つ増えたことになります。
- AIモードとAI Overviewsの機能差が比較表でわかる
- サロンの「店探し」がどう変わるのか
- 今やるべき準備4つ(AIモード専用の裏技は不要)
01Google AIモードとは何か?——検索が「会話」になる
Google AIモードとは、Google検索の結果ページにある「AIモード」タブから使える、対話型のAI検索機能です。Geminiをベースにした専用のAIが、1回の検索で長く複雑な質問にまとめて答え、そのまま続けて追い質問ができます。「検索語を打ってリストを見る」のではなく、「AIに相談しながら絞り込む」体験に近いのが特徴です。
日本語では2025年9月に提供が始まりました(Google公式発表)。その後の世界展開を経て、Alphabet社の2026年第2四半期決算では月間利用者が10億人を突破したと発表されています。「AIモードはまだ一部の人のもの」という段階は、すでに終わりつつあります。
02AI Overviewsとの違いは?【比較表】
どちらもGoogle検索のAI機能ですが、いちばん大きな違いは「自動で出てくるか、自分で開きに行くか」です。機能面の違いを表で整理します。
| AI Overviews | AIモード | |
|---|---|---|
| 出てくる場所 | 通常の検索結果の上部に自動で表示 | 利用者が「AIモード」タブを選んで開く |
| 形式 | 要約+参照リンク(基本は1回きり) | チャット形式で追い質問できる(対話型) |
| 向いている質問 | 短めの調べもの・定義の確認 | 長く複雑な相談・条件をまたぐ比較 |
| 利用規模 | 月間20億人(Alphabet社 2025年第2四半期決算) | 月間10億人超(Alphabet社 2026年第2四半期決算) |
| サロンへの意味 | 検索の「入口」で答えが出てしまう | 店探しの相談が検索の中で完結しやすい |
なお、AI Overviewsが「どういう仕組みで情報源を選ぶのか」「表示の条件をどこまで断定できるのか」は、別記事Google AI Overviewsに表示されるには?仕組みと対策で詳しく解説しています。本記事では「機能の違いとサロンへの影響」に絞ります。
03サロンの「店探し」はどう変わるのか?
従来の店探しは「名駅 脱毛 サロン」のような短い検索語で一覧を出し、利用者が自分で見比べるものでした。AIモードでは、「敏感肌でも通いやすい脱毛サロンを名古屋駅の近くで探している。学生向けのプランがあるところは?」のような長い質問を1回で投げられます。つまり、これまで来店後のカウンセリングで交わされていた会話の一部が、来店前の検索窓の中で始まるということです。
美容業界で6年、4エリア60店舗の店舗マネジメントを統括してきた経験から言えるのは、お客様が来店前に不安に思うことは昔からほとんど変わらない、ということです。「痛みはどれくらいか」「何回くらい通うのか」「勧誘はないか」——カウンセリングルームで繰り返し聞かれてきたこれらの質問が、いまはAIへの質問文としてそのまま入力されるようになりました。この会話に参加できるのは、その答えを自社サイトに文章で用意している店だけです。

30秒ミニ診断:あなたのサロン、AIに見つかる状態?
「はい/いいえ」で答えるだけ(全3問・その場で結果)
Q1 / 3
Googleビジネスプロフィールに、最新のメニューと料金を載せている
ホームページに「よくある質問(FAQ)」のページがある
Googleの口コミに、定期的に返信している
04サロンが今やるべき準備4つ
結論から言うと、「AIモード専用の対策」というものは存在しません。AIモードもGoogle検索のシステムを土台にした機能であり、AI Overviewsと同じく「検索に正しく読み込まれ、引用しやすい形に整った情報」を参照します。だからこそ、次の4つの基礎整備がそのまま準備になります。
- 相談形の質問を想定したFAQを作る
「痛みはどれくらい?」「何回通う?」「勧誘はある?」など、カウンセリングで実際に聞かれる質問文をそのまま見出しにして、文章で答えます。会話型のAIモードとは特に相性の良い形式です。 - メニュー・料金・条件をテキストで明記する
「何を・いくらで・何分で・誰向けに」を画像ではなく文字情報で書きます。画像だけの料金表はAIに読み取られにくく、比較の土俵に乗れません。 - Googleビジネスプロフィールと媒体間の表記をそろえる
店名・住所・営業時間・料金の表記が媒体ごとに食い違っていると、AIが同一店舗として扱えず、候補から外れやすくなります。 - 構造化データ(JSON-LD)で「名札」をつける
ページの内容をAI・検索エンジンが読み取りやすい形式で埋め込む施策です。実装には専門知識が必要なため、専門家への相談が現実的です。
※AIの回答は各社のアルゴリズムに依存するため、上記を実施しても表示・引用を保証するものではありません。

05自分のサロンがAIモードでどう出るか確認する方法
準備と同じくらい大切なのが、現在地の確認です。やり方は簡単で、Google検索の「AIモード」タブを開き、お客様になったつもりで質問してみるだけです。
- 「(地域名)でおすすめの脱毛サロンは?」——自店が名前ごと登場するか
- 「敏感肌でも通いやすい(地域名)のサロンは?」——条件付きの相談で候補に残るか
- 「(自店名)ってどんなお店?」——説明の内容が正確か、情報が古くないか
AIの回答は同じ質問でも毎回変わり得るため、1回の結果で一喜一憂する必要はありません。月1回など間隔を決めて定点で確認し、「出ない」「説明が間違っている」が続くようなら、04の基礎整備から着手するのが近道です。
FAQよくある質問
Q.AIモードとAI Overviewsで、対策を分ける必要はありますか?
分ける必要はありません。Googleは、AI Overviewsが通常のGoogle検索と同じ仕組みで情報源を選ぶと説明しており、AIモードも検索のシステムを土台にした機能です。FAQの整備・情報のテキスト化・構造化データといった基礎整備が、両方に共通の土台になります。
Q.Google AIモードは日本でいつから使えますか?
日本語では2025年9月から提供が始まっています。Google検索の結果ページにある「AIモード」タブ、またはGoogleアプリから利用でき、追加料金はかかりません。スマートフォンでもパソコンでも使えます。
Q.対策をすれば、AIモードの回答に自分のサロンを表示させられますか?
表示や引用を保証する方法はありません。AIの回答は各社のアルゴリズムやデータ更新のタイミングに依存するためです。できるのは、メニュー・料金・FAQなどの情報を「AIが引用しやすい形」に整えて、紹介される可能性を高めておくことです。
サロン名・地域・メニューをお送りいただければ、AI検索での見え方と「最初に直すべき場所」を無料の初回レポートにしてお渡しします。診断だけのご相談もOK・営業電話はいたしません。
